2017-04-18 男風呂しか知らないが・1/身体から・124 湯に入るとき、男たちはうなる。 快へと向かう悦ばしき皮膚への挨拶は、ゆっくりと。 湯に浸かれば、ときに空を眺めては浮かぶ。 雲は、淡々と流れていくばかり。 束の間だが、時間を忘れてしまえることの愉悦。