深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

悪人2023/この領土で・819

悪人こそ許すために仏がいる?
力を持つものこそ、より悪人ではと思ってきた。
だからか、「それでいいのか?」と。
もちろん、いいのだろうが、疑念は消えない。
狭量なとの自覚はあるものの、答は出ないままだ。

▲『小道にいた快』(写真)
またしても、立っていた。
写真の小道に。
「いいなあ」と。

www.youtube.com【この領土/今日も少しだけ】
 男性アイドルたちの事件が一部、報道された。
 マスコミをはじめ、企業等々、一蓮托生の事態か。

 戦後、日本を作ってきたのは、宗主国の機関はじめ、あまたの宗教団体等々である。
 そのことと同様の事態かと。

 ふと頭の中で、鳴り出した唄があった。
 ジョニ・ミッチェルの『マグダレンの洗濯場』である。

www.youtube.com  歌詞の一部こうだ。

「まだ結婚もしていなかった27歳になったばかりのころ
 男の視線を誘うからってシスターのところに連れてこられた
 魔性の女とレッテルを貼られたら、もう天国には行けない
 辱めの中に投げ込まれる
 マグダレンの洗濯場

 ここの子たちはほとんど妊娠している
 実の父親の子供だったり
 ブリジットもおなかの中には地元の神父さんの子がいた
 雪のように真っ白にするのは哀しみを宿した娘たち
 蒸気で汚れをとるのは
 マグダレンの洗濯場

 ペグ・オコネルが今日死んだ
 生意気な子で男好き
 穴を掘って詰め込まれた
 神様
 鐘ぐらい鳴らしてあげてください

 いつか私もここで死んだら
 土の中に苗のように入れられて
 ちんばな球根みたいに春が来ても花は咲かない
 春が来ても
 そう春が来ても」

 淡々と歌われる苦い唄である。
 日本の流行り唄の中に、『マグダレンの洗濯場』のようなものはあったのだろうか?
 苦さは募るばかりだ。

 かつて戦争に熱狂し、今はアイドルに熱狂する領土。
 どこも変わっていないなと。

 今日は、こどもの日。
「夜、しょう油ビンを持たされ、お使いに行かされたとき、怖かったよなあ」と。
 いつから平気にはなったのかは、あまり覚えていない。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 明日は賃労働。
 もう寝るかなと。
 佳き今日を。