深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

歩き出す/令和四季派・37

明るくて風もない暖かい日。
右手には舗装道路、左手には遊歩道が。
「どちらに向かうかもう、分かっている」
自動車に興味はなかったし、何より花を、春を、浴びたかった。
自転車から降りて、歩き出していく。

▲『いろいろな機能?』(写真)
 テーブルとなる。
 椅子になってくれるときも。
 ときに、落ち着けない枕になるときも^^。

www.youtube.com【老人は荒野をめざさない/今日も少しだけ】
『老人は荒野をめざす』という書籍があるようだ。
 執筆者の作品は、その昔、雑誌で追いかけて読んでいた記憶がある。
 重いテーマを軽く描き、出方も新しかったのだった。

 が、今回のタイトルと出逢い、「ううん」と。
 要は、「なんじゃらほい」と。

 何故か。
 そもそも、老人自体が、荒野だからである。
 内容は読んでいないので知らないが、「あえて外部の荒野をめざすことはないのではないか」と。

 読むもの、聴くもの、見るものは多い。
 となれば、タイトルには要注意ではないのか。

 それにしても、想う。
 焼け野原のような自身の老いを。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 今日は、温水プールで、おちゃらけ歩行をした。
 散り行く桜がうかがえ、「ほう」と。
 公園では、暗黒太極拳をした。
 凹凸のある土の上では、「足もとが覚束なくなってきているな」と。
 佳き日々を。