2012-11-04 11月3日午後4時過ぎ、3つの心が重なる駅構内/彼女・3 「走っちゃっダメでしょ」 駅構内、母が娘をたしなめる。 ていねいに、「手をつないでいないと危ないからね」。 「分かった」 そうして、盲導犬と一緒の母は、娘の手を強く握り、階段をゆっくり下り始めていく。