2015-10-01 夜空へ/月下の貧乏人・44 愉しみは多くない、いや、少ない。 むしろ、ないのかも知れない? 月を、静かにゆっくりと見上げるときを持てるのならいいのだと思い切る。 宇宙に想いを馳せるわけではない。 ただただ眺めている月という愉悦。