深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

先へ/彼・141

礼儀正しいという桎梏。
しかも開けっぴろげで気さく、とはいえ静かに語り出す人がいる。
いいじゃあないか。
人と胸襟を開いて接し、一段と開かれていくなんて。
ストレスを問えば、微笑んで、「その先へ」と。

▲『木々は光と』(写真)
「あっ」
踊って、躍っているなと。
木々と、光のコラボレーション。

www.youtube.com【何もかもが広告化/今日も少しだけ】
 昨今、目にし、聴くようになった言葉がある。
 例えば、リテールメディア。

 小売業者が提供するメディアのことらしい。
 ポスターなども入るようだ。
 買い物ができるウェブ、店舗のアプリなどが主流か。

 ここまではいい。
 新聞の折込チラシの延長線上だからだ。
 一方通行なのである。
 無視すればいいだけだからだ。

 問題は、商品の販売データや消費者のデータを基盤として、広告を配信する点か。
 便利でもあるのだろうが、「うるさいよなあ」と。

 中には、「顧客との親和性が高く、顧客が今、欲しいといった情報を配信できるメリットがあります」と解説しているページもあった。
 要は、筒抜けというわけである。

 つまり、「リテールメディアの市場は、拡大の一途をたどると考えられており、小売業者の収益機会を獲得する上で、大変重要」というわけなのである。
 確かに、そうなのだろう。

 とはいえ、「何だかなあ」といった想いは消えない。
 財布の中の小銭さえふんだくられていく感覚を、拭うことができないのだった。

 かつて、新しいデパートができれば、もの珍しさも手伝ってか、いそいそ出掛けていた人々がいる。
 いずれにせよ、そうした時代ではないのだった。
 必要なもの。
 それのみが必要な、日本の経済状況なのではないか。
「そもそも、教えられなくても、自分で探すよなあ」

 どうか、今日も、ご無事で。

 街中へ出掛けて、心底愉しむ?
 わたしは、そう多くなったかなと。
 概ね、人と逢うときぐらいだったか。


【追記/「さてっと」】
 昼ごろ、目覚めた。
 からだが重い。
 梅雨間近か。

 佳き今日を。