深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

暮らしのヴィジョン/老道・224

長く生きていれば、病気になるか、ボケる。
そも、人は、ゆるやかに老いて死ぬのではない。
急カーブを描き死んでいく。
ピンピンコロリでは、伝えたいことが伝えられない。
日々、伝えることを伝えていくのだ。

▲『枝が立っていた』(写真)
 誰が作ったのか。
「気持ち、分かるなあ」
 しばらくの間、愉しんで眺めていた。

www.youtube.com【文字の時代/今日も少しだけ】
 読書量はめっきり減った。
 ただ、読む文字数は増えているのだろう。
 ウェブ上の文字と接しているからだ。

 最近では、グーグルの検索ページに掲載されたニュースを、読むときもある。
 AIの機能なのだろう。
 悔しいが、興味のある記事が多いのだった^^。

 気になったのが、名言を集めた記事。
 箴言集のようなページが、よく紹介されているのである。
「何だかなあ」

 というのも、名言をいくら読んでも、集めても、「どうなのかな」と感じているからだ。
 抜粋された名言は概ね、一般化されていることも多く、実用的に想えて、実はそうでないときが多いのである。

 そもそも、「全体を読んで、アフォリズムに出逢えればいいのに」と。
 そうでなければ、理解・納得後、時間とともに忘れてしまうのだろう。

 わたしは、わたしへの言葉の飛来を受け止め、深化していくしかない。
 そう、体感している。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ありがとうございます」】
 今週のことだ。
 プールの着替え室で突然、話し掛けられた。
「今日は、空いていますよ」

 見れば、爺さん。
 同じ所属と想われたのだろう^^。

 そこで、あれこれ話していた。
「ところで、水着、安いところ、ご存知ですか?」
 爺さんは、自転車で30分程度かかる、「あの公園の体育館に設けられた販売所がいい」と教えてくれた。

 昨日、美術館と映画館へ行ったついでに、いくつかの店を見て回ったが、「確かに高いな」と。
 そこで、爺さんが教えてくれた場所へ。

「あっ」
 水着が市販の半額で、売られていたのだった。

 爺さんに感謝しつつ、今度逢ったら、お礼を言おうと。
 ただ、顔を覚えていればいいのだったが。
 佳き日々を。