一炊の夢。
飯が炊き上がるまでの短い間に見る夢のことという。
要は人生の儚さのたとえというわけである。
殺された首相の記事で、想い出した言葉だ。
どれだけ言葉を殺したのだろう、要は人を殺したのだろう。
▲『今日も朽ちる』(写真)
少し前に撮った写真だ。
今日は生憎の雨、大雨。
また朽ちていったのだろう。
www.youtube.com▲この人には、唄への恵まれた力がある。
ただ、決定打に関して想うとき、「恵まれ過ぎているのかもなあ」と。
とはいえ、この唄はいい。
以前も記したが、まるでディランの『ライクアローリングストーン』への返歌のようでもある。
【書店が消えて行く?/今日も少しだけ】
地域の書店が消えて行く。
残念なことだ。
本に接することができないからだ。
街の小さな書店は、世界への窓だったのである。
今やウェブ社会となり、取って代わられているのだろう。
事実、わたし自身、ウェブの気になる情報を、もう読みきれないほど、溜めてしまっている^^。
アップアップなのだった。
今後も減ることはないだろう。
学者でもないのに、知りたいことが増えていく。
そうして、あらためて想い出している。
「なあに、おれは、冊子やリトルマガジン、ビラ等々に影響されてきたんだよな」と。
商売とは無縁の文字。
発行・発信せざるを得ない文字にこそ、惹かれてきたのだった。
「ロック喫茶のトイレの落書きも面白かったよなあ…」
「ブログの時代は終わった」という声がある。
そうなのだろう。
事実、読み切れないのだから。
とはいえ、ときにとんでもない切実なブログに出逢うと、「いいぞ、いいぞお」と。
こうした癖はもう、変えようがないのだろう。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
今日は、賃労働が休み。
そこで、大雨とはいえ、雨合羽を着込み、飛び出した。
必要に迫られて、何件かの店を回ったのである。
書店も見かけたが、寄らなかった。
佳き日々を。