深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

殺人事件だらけ?/人生論・14

今、求められているものは、何か?
生という一回性に着目したすべてのこと。
その、かけがえのなさを想う。
人は、死ねば、今ここに戻ってこないのだ、これないのだ。
殺人が起きている限り、進歩・進化はない。

▲『夜へ』(写真)
夜へ向かっていく。
黄昏の幻惑。
「今夜は寛ごう」と。

www.youtube.com【何もない/今日も少しだけ】
 商品引換券を手にした。
「ありがてえよな」
 早速、喜び勇んで、百貨店へ。
 壊れ始めた鞄でも探すかと。

 が、店員さんに値段を聴いて、たまげた。
 とても、手が届かないのだった。
「貧乏人は、お呼びでないな」

 そもそも、望むようなものがなかったのである。
 図星の商品は、存外ないものだなと。

 帰路、肉体労働者御用達の店へ。
 最近、女性向けの店舗などで躍進してきたというが、本来の顧客離れが進んで云々という店舗だ。
 店内には、肉体労働者と想われる人たちが何人か。
「これだよな」

 店内を歩き、結果、「おっ」と。
 安く、機能的で頑丈そうな鞄を発見したのである。
 百貨店にも入っていた店舗には、なかったものだ。

 どうか、今日もご無事で。


【追記/「そうかあ」】
 ボブ・ディランが1966(昭和41)年に行った歴史的なライブ。
 そのライブを、キャット・パワーは再現したのだとか。
 Spotifyで聴いてみると、彼女が、ディランをていねい、かつ大切に聴き続けてきたことが分かる。

 それにしても、『星のフラメンコ』や『悲しい酒』、『いっぽんどっこの唄』や『涙の連絡線』などが流行っているときである。
 ロックではすでに、「『ライクアローリングストーン』だものなあ」と。
 佳き日々を。