深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

タクシーに乗った/彼女・52

賃労働でタクシーに乗ったときのこと。
女性が運転手だった。
今や珍しくはないが、60歳代後半だったのである。
聴けば、かつてはトラックの運転手も。
「わたしね、営業成績はいいのよね」と静かに語っていた。

▲『色』(写真)
秋ではなく、冬である。
色がまだ、変化を。
いろいろと変化してしまっている?

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【話さない?/今日も少しだけ】
 ご法度の話は、いろいろあるのだろう。
 例えば、政治。
 宗教もそうか。

 中には、スポーツの話も。
 例えば、野球。
 プロレスもか。

 わたし自身も、あまり話さない。
 野球に関しては、もはや大谷選手以外、あまり関心もないからだ。
 プロレスは、今も微妙なだけに、面倒である。

 では、最初に出した政治や宗教は?
 意見はある。
 が、面倒どころか、被害を被りかねない。
 だから、この場所で書いている?

 ただ、政治については、必要に迫られ、言葉少なくではあったが、語るべきときは語ってきた。
 宗教に関しては、「放っておいてくれよ」というあたりか。
 大切ではあるが、組織は怖いだけだ。

 どうか、今日もご無事で。


【追記/「嬉しいな」】
 賃労働で、毎回拒否されていた方がいる。
 ただ、本日、お願いをストレートに聴いていただいた。
 涙がチョチョ切れそうになったものだ。

 ちなみに、嬉しくなって想わず張り付けたディランは、中学生のとき、深夜のラジオ番組にリクエストして流れた唄だ。
 わたし自身は、聴き逃していた。
 朝、学校へ行くと、鈴木君が寄ってきて、こっそりと言ったのである。
「かかっていたよ、ディラン」

 邦題は確か、『窓からはい出せ』。
 4曲入りのレコードで知ったのだった。
 歌詞を訳そうとしたが、あはは、何を言っているか分からなかったものだ。
 が、何を言おうとしているのか、体感はしていたのかなと。

 ちなみに、鈴木君は、こうも言って、笑っていた。
「窓からなんか、夜の夜中だし、はい出さなかったけれどね」

 佳き日々を。