深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

いつまで働く?/老道・208

確かに、3Kだの4Kだのの賃労働はある。
汚くて危険、きつい――。
しかも、暮らすことさえ危ぶまれる給料といった按配だ。
わたしもまた、同様か。
が、高齢者になってまで働いているとは想いもしなかった。

▲『小道』(写真)
大道。
オートバイに乗らなくなってから、あまり惹かれなくなった。
むしろ自転車でも通れる小道に魅了されるように。
いいんだよなあ、とても。

www.youtube.com【介護?/今日も少しだけ】
「人は、要介護5で生まれ、要介護5で亡くなっていく」
 その通りだと想った。
 だから、身心が動くうちに、争いなどと縁がなく、生を愉しめればいいなと。

 が、要介護5とは、何か。
「日常生活全体で介助を必要とし、コミュニケーションを取るのも難しい状態」とも出ていた。

 しかも、子どもには未来があり、成長していく。
 高齢者は、死でピリオドである。

 ともあれ、乳幼児・高齢者ともに、生きている。
 つまり、コミュニケーションは何らかのカタチで取っているはずなのだ。

 事実、死んでいく父母に語りかけたとき、応じたものだ。
 耳は最後まで聴こえるとの話も想い出す。
 何より、人は、死の少し手前まで、外界と接していて、反応するものなのだ。

 どうか、今日もご無事で。


【追記/「スゲッ」】
 高校のとき、よく聴いていた音盤。
 例えば、ディランの『ブロンドオンブロンド』がある。

 その中の1曲を貼りつけた。
 ディランが20歳代のときに作った唄を、80歳代になっても歌う。
「スゲッ」
 佳き日々を。