深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

アイドルだって?/情報前線時代・57

知っていたのだろう?
彼らが性犯罪に巻き込まれていたと。
まずの恐怖。
そうして、ありとあらゆる負の感情を抱え、日々、笑顔を振りまいていたと。
「裏切られたわ」と言う前に、自らに問うことがあり過ぎる。

▲『陽射しへ』(写真)
図書館の敷地内だ。
資料を手にして、自転車置き場へ。
「あっ」
陽射しが眩しかった。

www.youtube.com【再び、アイドルだって?/今日も少しだけ】
 アイドルを生産し続けてきたジャニーズの問題。
『一月万冊』というウェブ上の番組では、本間龍氏が、いわゆる特ダネを語っていた。
 内部からの声を伝えていたのだ。

 確かに弁護士だけでは、すまないのだろう。
 ①被害者救済、②雇用確保への企業姿勢も問うていた。
 反社・反グレの問題も当然、出てくるのだろうし、かつて働いていた人たちの反撃も、ないとは言えないのか。

 想う。
 ジャニーズの問題は、スター・システムの問題だと。

 マスコミはもとより、政治家・企業等々の関係を考えれば、呉越同舟という言葉が浮かぶ。
 宗主国の機関に、新興宗教などで作られてきた敗戦国の汚泥。

 実は、無意識のレベルで知っていたファンを含めて、「問題は根深いのかな」と。
 まるで、某政治団体の躍進同様、政治状況の縮図でもあるのだったが。

 ふと、アラン・ドロンを想い出してしまった。
 アラン・ドロンが単なる清潔な二枚目ではなく、翳りがあり、野卑な美男を演じて、身心を捕まえたことを、創業者は知っていたのだろう。

 実際、遠慮したい問題なのだったが、はてさて。
 受け手の疎外感をも巧みに利用した、あくどい領域を想う。
 実際、意図と欲情と、そうして権力の関係は闇と言ってもいいのだろう。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 疲れている、眠い。
 が、賃労働の熱が残っている。
「はてさて」
 佳き今日を。