映画『みをつくし料理帖』で“忘八”という言葉と出逢った。
「現代人のことでもあるなあ」と。
何せ、8つの徳目など、遠いのだから。
わたし自身、覚束ない。
「それにしても、自分だけではよくならないよな」
www.youtube.com【忘八について①/今日も少しだけ】
気になっていた映画を、図書館から借りてきた。
『みをつくし料理帖』である。
www.youtube.com ベストセラーという。
知らなかった。
料理人となったヒロインが、人々の輪の中で、成長していく物語でもある。
その映画の中で、ヒロインの幼馴染の面倒をみている男が、言う。
「自分が忘八だったのに、(その幼馴染が)救ってくれた」といったようなことを。
いいシーンだった。
が、肝心の忘八という言葉を知らなかったのである。
調べると、こうあった。
「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)の八つの徳目のすべてを失った者の意から、郭(くるわ)通いをすること。また、その者。転じて、遊女屋。また、その主人」
なるほどと。
それにしても、「8つの徳目の違い自体、明確に知っているわけではないな」とも。
それをスラスラと言える徳目知らず。
「おれなんかより、はるかに人間だよなあ」
1つひとつ、学んでいくことはムダではないだろう。
「いや、必要だなあ」と。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
明日は健診。
できるだけ、早めに寝るか。
佳き今日を。