深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

まるで探偵のように/小道へ・7

1本の、存外、真っ直ぐな道を歩いていた。
立ち現れてくる、いくつもの道。
気づいた瞬間、微かな解放感が。
寒くなったものの、「春夏秋冬が偏在しているなあ」とも。
陽射しを浴びようと歩いていたのだった。