足の指を骨折した。
軽くて、すぐに治癒。
庇っているとき、感じていた。
平気でぶつかってくる手合いの、何と多いことよと。
つくづく自らの間抜けぶりに呆れたのは、障がいのある方の恐怖に思い至ったからだ。
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【雨の日に笑う/今日も少しだけ】
雨が靴の中にしみてきた。
「チッ」
すでに大雨になっていた。
「おれさ、雨が大好きでさ」
「ああ、知ってるよ」
「音なんか聴いていると、最高じゃん」
声がするほうを視た。
自転車を止め、立ち話をする若者2人。
傘をささず、合羽を着ているわけでもない。
が、ともに笑顔だ。
あはは。
わたしは呟いていた。
「いかしてるぜ、そのすかしっぷり」
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「ふうん」】
ちなみに、2つ、昔の唄を貼り付けた。
1つはよく知られた唄か。
もう1つの内容は、こうだ。
ウッディ・ガスリーやエマ・ゴウルドマン。
ジョウ・ヒルやマルコム・エックス。
そうして、マーティン・ルーサー・キング。
甦ってと。
住民投票条例案が否決されたってさ。
「ふうん、何だかなあ」
爆買いで生き延びた人たちも多かっただろうに。
恩義もへったくれもないんだわな。
もはや、意味不明の日本人だけではやっていけないというのに。
佳き日々を。