深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

間抜けそのもの/令和問わず語り・46

足の指を骨折した。
軽くて、すぐに治癒。
庇っているとき、感じていた。
平気でぶつかってくる手合いの、何と多いことよと。
つくづく自らの間抜けぶりに呆れたのは、障がいのある方の恐怖に思い至ったからだ。

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▲『富士』(写真)
雲。
下にいれば、曇天だったか。
その上には、空があるのだったが。

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【雨の日に笑う/今日も少しだけ】
 雨が靴の中にしみてきた。
「チッ」
 すでに大雨になっていた。

「おれさ、雨が大好きでさ」
「ああ、知ってるよ」
「音なんか聴いていると、最高じゃん」

 声がするほうを視た。
 自転車を止め、立ち話をする若者2人。

 傘をささず、合羽を着ているわけでもない。
 が、ともに笑顔だ。

 あはは。
 わたしは呟いていた。
「いかしてるぜ、そのすかしっぷり」

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ふうん」】
 ちなみに、2つ、昔の唄を貼り付けた。
 1つはよく知られた唄か。

 もう1つの内容は、こうだ。
 ウッディ・ガスリーやエマ・ゴウルドマン。
 ジョウ・ヒルやマルコム・エックス。
 そうして、マーティン・ルーサー・キング
 甦ってと。

 住民投票条例案が否決されたってさ。
「ふうん、何だかなあ」
 爆買いで生き延びた人たちも多かっただろうに。

 恩義もへったくれもないんだわな。
 もはや、意味不明の日本人だけではやっていけないというのに。

 佳き日々を。