深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

関係という薬/健康法大全・30

専門医は言った、「認知症の予防はできない」。
なるほど、「生きていれば、いずれなるのだろうな」と。
がんなどで死なない限り。
対処法はどうか。
関係、親しみのある、
誠実でやさしい関係しかないのではと。

▲『富士』(写真)
富士に雪は、まだ。
空は秋である。
永久凍土は漸減しているという。
近い未来、カタチが変化するかも知れない。
森林限界もさらに上昇すれば、山頂でお花見なんてことにも?
土石流の発生増加や、さらなる温暖化など、懸念されてもいる。
「えらいこっちゃ」なのだった。
今が旬の富士様?

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www.youtube.com【言葉の空しさ・虚しさ/今日も少しだけ】
 人と人とのコミュニケーションで、五感のうちのどれが、どの程度、影響を与えるのか。
 視覚であるとは聴いていたのだが。

 最近、『メラビアンの法則』があると聴いた。
 1971年というから、昭和46年か。
 アルバート・メラビアンという心理学者が提唱したという。
 こうだ。

 まず大きくて多いのが、視覚情報。
 何と55%のウエイトを占めるという。
 続いて、聴覚情報。
 38%という。

 つまりだ。
 言語情報のウエイトは7%にしか過ぎないのである。
 熱心に話しかけられていても、その熱心に話しかけられている姿は覚えていても、内容は忘れられてしまうというわけか。

「かっこよさは武器」
 そう、松村雄策氏はかつて喝破したが、「まさに」である。
 人は見かけというのは事実であり、真実でもあるのだろう。
 アイドル問題も、想起していた。

 忽然と想い出したこともある。
 中学生時代のことだ。
 成績優秀な、当時の友人に聴いたのだった。
「勉強、どうしているの?」
 すると、彼は答えたものだ。
「頭の中に黒板を作るんだよ」
 そうして、「そこに書かれた文字や、描かれた図を、映像として覚えればいいんだ」と言うのだった。
「なるほどなあ」と当時、感嘆したものだ。
「勉強ができる奴は勉強法自体、違うよなあ」と

 直接的には、視覚情報と勉強法とは結びつかないのかも知れない。
 ただ、彼がその後、大学のお偉いさんにまで上り詰めたと、ウェブで知ったとき、「数え切れないほどの黒板の映像を脳髄に収め、治めて来たんだろうなあ」と想ったものである。

 ともあれ、わたしの頭の中には、相変わらず白紙ばかりなのだったが。
 しかも、白紙自体の枚数が減っていくばかりなのである。
「てへっ」か。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
 ウェブで昔の映画のシーンと出逢ってしまった。
「ロックは状況そのものだったんだよなあ」
 このときから、どう成長したのか?
 いや、立ち続けているのか、どうか。
 地べたに座り込みながらも。
 佳き日々を。