専門医は言った、「認知症の予防はできない」。
なるほど、「生きていれば、いずれなるのだろうな」と。
がんなどで死なない限り。
対処法はどうか。
関係、親しみのある、誠実でやさしい関係しかないのではと。
www.youtube.com【言葉の空しさ・虚しさ/今日も少しだけ】
人と人とのコミュニケーションで、五感のうちのどれが、どの程度、影響を与えるのか。
視覚であるとは聴いていたのだが。
最近、『メラビアンの法則』があると聴いた。
1971年というから、昭和46年か。
アルバート・メラビアンという心理学者が提唱したという。
こうだ。
まず大きくて多いのが、視覚情報。
何と55%のウエイトを占めるという。
続いて、聴覚情報。
38%という。
つまりだ。
言語情報のウエイトは7%にしか過ぎないのである。
熱心に話しかけられていても、その熱心に話しかけられている姿は覚えていても、内容は忘れられてしまうというわけか。
「かっこよさは武器」
そう、松村雄策氏はかつて喝破したが、「まさに」である。
人は見かけというのは事実であり、真実でもあるのだろう。
アイドル問題も、想起していた。
忽然と想い出したこともある。
中学生時代のことだ。
成績優秀な、当時の友人に聴いたのだった。
「勉強、どうしているの?」
すると、彼は答えたものだ。
「頭の中に黒板を作るんだよ」
そうして、「そこに書かれた文字や、描かれた図を、映像として覚えればいいんだ」と言うのだった。
「なるほどなあ」と当時、感嘆したものだ。
「勉強ができる奴は勉強法自体、違うよなあ」と
直接的には、視覚情報と勉強法とは結びつかないのかも知れない。
ただ、彼がその後、大学のお偉いさんにまで上り詰めたと、ウェブで知ったとき、「数え切れないほどの黒板の映像を脳髄に収め、治めて来たんだろうなあ」と想ったものである。
ともあれ、わたしの頭の中には、相変わらず白紙ばかりなのだったが。
しかも、白紙自体の枚数が減っていくばかりなのである。
「てへっ」か。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あらま」】
ウェブで昔の映画のシーンと出逢ってしまった。
「ロックは状況そのものだったんだよなあ」
このときから、どう成長したのか?
いや、立ち続けているのか、どうか。
地べたに座り込みながらも。
佳き日々を。