深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

身体だもの/身体から・234

DADAから禅へと移行した高橋新吉氏。
戦争礼賛の詩も書いたというが、置いておこう。
実は晩年、身体にこだわったと読んだ。
病を得たから?
ともあれ、身体に始まり、身体で終わっていくのだから、当然か。

▲『ここにも生命』(写真)
ひこばえだ。
成長力が盛んだ。
そのため、「幹の肥大が悪くなる」とあった。
「伸び出したらすぐに切除することが望ましい」とも。
そうなのだろう。
人生の比喩のようでもあり、事実でもあるのだったが。

www.youtube.com【希望?/今日も少しだけ】
 かつて読んだ。
 エルンスト・ブロッホの希望の弁証法
「なるほどなあ」と体感したことは、覚えている。

 うろ覚えだが、確か、「破滅へ向かっていても、必ずや再生の道は出てくる、出てこなければ、何もかも消えてしまうのだから」と言っていた記憶もある。
 絶望の極北が、究極の楽観へと。
 そう感じた記憶があるのだった。

 弁証法止揚も、今はすたれたようだ。
 実際、無理があるのだろう。

 ただ、この弁証法は、「悪くないな」と。
 いや、いいのだろう。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 今夜は早く寝たい。
 明日の賃労働に備え。
 佳き日々を。