2014-08-13 鼻唄を歌っていた/呼吸・46 適当に歌っていた夜道。 「あなたのことを感じられるだけでいい」という、いい加減な唄ができていた。 あなたが誰か、分からないまま。 風が吹くとは限らない。 されど、唄という呼吸が吹くこともあるのだった。