深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

朝、女の子が/出逢い・2

小さな女の子が前を歩く。
長い髪をきれいに編み、マフラーの外に出している。
慌しい朝を過ごし、母親は送り出す際、言ったはずだ。
「気をつけてね」
大人たちに交じり、彼女は真っ直ぐ前を向いて歩いていく。

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▲『トンネル2つ』(写真)
以前の写真が出てきた。
電車の2両目まではトンネルの中だ。
「へえっ」
うっかりしていると、下車できないのだった。

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▲『水ダンス』(写真)
小川。
水がゆっくりと流れていた。
またしても、「へえっ」と。

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▲『咲いている』(写真)
律儀だ。
自然は。
猛威もふるうが。
昨日、しばし愉しんだ。

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【飢餓考/今日も少しだけ】
 食糧・食料が、コロナ禍で値上がり?
 自給率が低いものなあ。

 ふと、想い出した。
 飢えれば、人は、自分さえ食べるという事例だ。
 何で読んだか、事実だったのか、あるいは文脈がどうだったのか、朧であるのだが。

 大昔、ガキのころのことだ。
 戦争体験者の大人たちが、娯楽のように、あるいは芸のように、反芻をして見せてくれた。
 意味が分かったのは、後年のことである。

 わたしもまた、飢餓によって人が人を食べることを非難できないほど、動・植物を食べてきた。
 もし、飢餓が蔓延し、わたしが死んだら、食べていただいて構わないとも感じている。

 とはいえ、あはは、ジジイだし、美味くはないだろう。
 そのうえ、人の栄養価は低いそうだ。

 政治の失敗による飢えでないのなら、人は飢えの前で平等なのだとさえ、感じ入っているのだった。
 どうだろうか。
 真冬の水責めなど、勘弁してほしい。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 相変わらず、体力がないことを痛感している。
 少しでも快適にしようとしている。
 佳き日々を。