小さな海としての、彼女の身心。
津波が来ないように。
何より襲われないようにと、座る。
ヨーガをしてきたが、今はしている暇がない。
正しく座るだけでもと呼吸を整えて、いつもよりゆっくりと、目を閉じた。
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【戦争という名の宿痾/今日も少しだけ】
■内田樹氏の現状認識に関して、友人が知らせてきた。
彼は言う。
こうだ。
「相変わらず、どの軍事専門家や国際政治学者より、あるいは、いわゆる、ゆうところのリアリストたちよりも、説得力がある言説だったような気がする」
早速、以下を訪れた。blog.tatsuru.com
■一読、うなった。
そこで、他の友人たちに知らせる。
すると、次のようなメールが来た。
次に、引用したい。
■内田樹先生のブログを読みました。
同じことを思ってましたが、それを理路整然と言語化しているのは、流石です。
読んでいて、シャンソン歌手のシャルル・アズナブールを思い出しました。
アズナブールは、第一次世界大戦下でのトルコがやったアルメニア人虐殺事件を問いかけ続けた人。
1世紀近くになって、ようやくトルコも認めたようですが、ロシアもそれくらい時間をかけないと認めないのかもしれません(ロシア国連大使の言い逃れは、認めれば粛清されるとはいえ、醜い限り)。
で、ジョージアの隣りのアルメニアがアゼルバイジャンと飛び地を巡って紛争しているのだけれど(民族問題は複雑怪奇なり)、実効支配しているロシア軍がウクライナへ一部とはいえ配置転換することで、俄然、この地がきな臭くなってきた(事実、すでにアゼルバイジャンが反撃の兆しを見せはじめている)。
当然、ロシアに食されたジョージアも虎視眈々と狙っているはず。
ということで、プーチンが下手をこいた結果、ソ連崩壊の再現が始まるかも。
そして、失地回復とばかり、あせって核使用なんてことも。
■「なるほど」と、これまた首肯した。
ともあれ、アメリカは戦争・虐殺生産国家で生き延びてきたと想いもしたのである。
ソ連も。
中国は、文化大革命のとき、数え切れない人々が死んでいる。
背景の武器商人たち。
日本の大企業も、戦禍をもたらし、潤ってきたのだったが。
■原爆を、よりによって2回も落とされ、兵士でもないのに市民が殺されもしてきた国でもある。
都市への爆撃をした連中は、昔から今にいたるまで、白人にはいる。
ウクライナの情報を見るたびに、ガキのころ遊んだ防空壕を思う。
まあ、「凄いことだわなあ」と怯えている。
■ちなみに、東ドイツのボブディランと言われた歌手の映画を観た。
実は秘密警察に協力していたという。
こうした時勢で、反体制の人は大切だが、実は信用できない領域もある?
死体の写真が本物かどうかと、言われているようだが、わたしには判断がつかない。
かくして、どうか、今日も、ご無事でと。
【追記/「いやはや」】
いずれにせよ、ロシアのプロパガンダ等々、日本もまた、「昔、やっていたよな」と。
今もか。
原発はアンダーコントロールだなんて、世界に向かって大嘘をついて、オリンピックだものなあ。
かくして、かの地の出来ごとは、「今ここと同じだったりして」とも。
佳き日々を。