深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

切実に想い出す/健康法大全・27

何年か前のこと。
わたしよりはるかに若い介護士に、話をうかがったときのことだ。
彼は言った。
「健康? 人が倒れたとき、自然と手が出ることでは。たとえ自分に病があったとしても」
切実に想い出す日々だ。

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▲『山の中へ』(写真)
山。
「随分と歩いていないな」と。
そういえば、ヨーガにあったな。
遠くの音を聴くという方法が。
まるで、白土三平氏の『サスケ』がした修業のようだと。
眼をしばし閉じて、夢想すれば、土や岩、木々などの風景も視えて来る。
が、肝心なのは、そこではない。
空気だ、
空気を体感することにあるのだ。

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【個人だけに起因?/今日も少しだけ】
 戦争か内戦か、あるいはまた、紛争か。
 その全貌は、わたしには、分からない。

 ただ、一刻も早い終息を祈っている。
 祈らざるを得ない。

 かつて投票した市民たちが今、何を感じているのか。
 よく分からないところもある。

 早く速く終息して欲しいが、ナチスが誕生した要因と同様の要素も気になる。
 プーチンの背景も含めて理解して、動く人は、今、どこにいるのだろう?

 連合赤軍永田洋子は、「何故わたしだけが批判されるの?」と言ったそうだ。
 ヒステリックさを指弾され、人格異常のみの結論では、解決しない。

 もちろん、わたしは当時、「ついにここまで来てしまったのか。もう無理だよな」と。
 団塊の世代は、今、どう考えているのか。

 この国の大戦をよしとした人々も、今なお、棄民として外国で暮らす人々に対して、何を想うのだろう?
 今でも、ロシアは善、ウクライナは悪と考えているロシアの国民もいる。
 その方々に、何を伝えたい?

 洗脳もあるが、それだけではない歴史上の事実もある。
 プーチンは確かに見誤ったが、そうして悪でもあるが、その先へと。

 ナチスから学ぶと言うだけで、白眼視される空気は、「やばいよなあ」と。
 ヒトラーの問題は、ヒトラーだけになすりつけても仕方ない領域もある。

 ブレヒトは、「台所の問題は台所だけで解決しない」と。
 学生時代に知った言葉だ。

 第2次大戦後、ドイツの人々を自動車で引き殺した白人たち。
 わたしたちは、アジアの人々から、そんなことされたのかなとも。

 今もなお、休戦中の国に、終戦の外交さえしないで、何をしてきたのだろう。
 白井聡氏ではないが、終戦しないほうが、都合のいい連中もいるとは予測がつく。

 強姦・殺戮、おまけに盗みなど、今もあるのだ。
 そうしたことも含め、総体から視ないといけないのだろう。

 ちなみに、自然災害の後、殺戮さえ聴かなかったが、似たようなことはあったと聴いた。
「ったくさ」

 この世には、ともに遊ぶため、暮らしているだけなのに、「何てざまか」と。
 そう感じている人々もいるのだろう。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/さてっと」】
 上のほうに貼り付けたが、日本って、グローバル化して、ついには軍需国家なのかと。
「いやはや」

 裏読み?
 そんなことしなくても、視えてくるものがある。
 経済制裁
 苦しむのは結局、今・ここで暮らす人々。

 少しだけ今日も、近・現代史をおさらいする。
 しかし、理解できないところがあまりにも多いと、いつものように痛感した。
 佳き日々を。