何年か前のこと。
わたしよりはるかに若い介護士に、話をうかがったときのことだ。
彼は言った。
「健康? 人が倒れたとき、自然と手が出ることでは。たとえ自分に病があったとしても」
切実に想い出す日々だ。
【個人だけに起因?/今日も少しだけ】
戦争か内戦か、あるいはまた、紛争か。
その全貌は、わたしには、分からない。
ただ、一刻も早い終息を祈っている。
祈らざるを得ない。
かつて投票した市民たちが今、何を感じているのか。
よく分からないところもある。
早く速く終息して欲しいが、ナチスが誕生した要因と同様の要素も気になる。
プーチンの背景も含めて理解して、動く人は、今、どこにいるのだろう?
連合赤軍の永田洋子は、「何故わたしだけが批判されるの?」と言ったそうだ。
ヒステリックさを指弾され、人格異常のみの結論では、解決しない。
もちろん、わたしは当時、「ついにここまで来てしまったのか。もう無理だよな」と。
団塊の世代は、今、どう考えているのか。
この国の大戦をよしとした人々も、今なお、棄民として外国で暮らす人々に対して、何を想うのだろう?
今でも、ロシアは善、ウクライナは悪と考えているロシアの国民もいる。
その方々に、何を伝えたい?
洗脳もあるが、それだけではない歴史上の事実もある。
プーチンは確かに見誤ったが、そうして悪でもあるが、その先へと。
ナチスから学ぶと言うだけで、白眼視される空気は、「やばいよなあ」と。
ヒトラーの問題は、ヒトラーだけになすりつけても仕方ない領域もある。
ブレヒトは、「台所の問題は台所だけで解決しない」と。
学生時代に知った言葉だ。
第2次大戦後、ドイツの人々を自動車で引き殺した白人たち。
わたしたちは、アジアの人々から、そんなことされたのかなとも。
今もなお、休戦中の国に、終戦の外交さえしないで、何をしてきたのだろう。
白井聡氏ではないが、終戦しないほうが、都合のいい連中もいるとは予測がつく。
強姦・殺戮、おまけに盗みなど、今もあるのだ。
そうしたことも含め、総体から視ないといけないのだろう。
ちなみに、自然災害の後、殺戮さえ聴かなかったが、似たようなことはあったと聴いた。
「ったくさ」
この世には、ともに遊ぶため、暮らしているだけなのに、「何てざまか」と。
そう感じている人々もいるのだろう。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/さてっと」】
上のほうに貼り付けたが、日本って、グローバル化して、ついには軍需国家なのかと。
「いやはや」
裏読み?
そんなことしなくても、視えてくるものがある。
経済制裁?
苦しむのは結局、今・ここで暮らす人々。
少しだけ今日も、近・現代史をおさらいする。
しかし、理解できないところがあまりにも多いと、いつものように痛感した。
佳き日々を。