何もかも想い通りになるなど、あり得ないだろう。
ましてや、心からのお礼・感謝もせず、実現することはない。
例えばテーブルの上。
コップを取ってあげるだけで、会話は自然と弾む。
お金だけではない暮らし。
【次巻が愉しみ/今日も少しだけ】
手塚治虫氏はかつて、懸念していた。
漫画は生き残れるだろうかと。
が、漫画は今やマンガとなり、副食から主食になったのではないか。
手塚氏の偉大さは本当のところ、今もピンと来ないのだが、白土三平氏や水木しげる氏は残っていくと勝手に思い込んでいる。
そも、マンガは稼ぐ額が多い。
だから取材費も潤沢、下手なルポより、読み甲斐があるのは理解できる。
もっとも、今や部数減との話もあるから、実際はどうなのか。
とはいえ、千部単位でないことは確かだろう。
さて、吉田秋生氏。
『海街diary』の後、何を描くのだろうかと。
図書館で検索すると、『詩歌川百景』という新刊が目にとまった。
flowers.shogakukan.co.jp 早速、リクエストを。
新作は、谷間の温泉街が舞台だった。
相変わらずドキッとさせられる言葉も。
例えば、10代のヒロインは言うのだった。
こうだ。
「逆恨みなんて面倒を避けるくらいなら、安い芝居ぐらい、いくらでもするわ」
心の暗さもさわやかに描く成長物語に、期待している。
愉しみだ。
ああ、それにしても、人を想う感受性さえ欠落している為政者たちには、呆れても呆れても、呆れるばかりか。
実にひどい。
事実、何だろう、あの物言いは。
あんな言葉で、「(統一と党自体)関わっていない」と証明できるのだろうか。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「なめているよなあ」】
それにしても、与党とカルトの件。
「個々に説明」といった責任放棄の発言も出てきた。
何で、組織として取り組まないのだろう。
簡単か。
やばいのだろう。
ウェブ時代だ。
いくらでも分かることはある。
無論、過信はしていないが。
「なあに、ぬるいことを言っているんだか」と想う。
おめでた過ぎるのではないか。
佳き日々を。