深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

コップ1つから始まる/暮らし・78

何もかも想い通りになるなど、あり得ないだろう。
ましてや、心からのお礼・感謝もせず、実現することはない。
例えばテーブルの上。
コップを取ってあげるだけで、会話は自然と弾む。
お金だけではない暮らし。

▲『好きな場所』(写真)
ゆるやかなカーブ。
その先の緑。
「いいなあ」

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【次巻が愉しみ/今日も少しだけ】
 手塚治虫氏はかつて、懸念していた。
 漫画は生き残れるだろうかと。

 が、漫画は今やマンガとなり、副食から主食になったのではないか。
 手塚氏の偉大さは本当のところ、今もピンと来ないのだが、白土三平氏や水木しげる氏は残っていくと勝手に思い込んでいる。

 そも、マンガは稼ぐ額が多い。
 だから取材費も潤沢、下手なルポより、読み甲斐があるのは理解できる。

 もっとも、今や部数減との話もあるから、実際はどうなのか。
 とはいえ、千部単位でないことは確かだろう。

 さて、吉田秋生氏。
海街diary』の後、何を描くのだろうかと。
 図書館で検索すると、『詩歌川百景』という新刊が目にとまった。

flowers.shogakukan.co.jp 早速、リクエストを。
 新作は、谷間の温泉街が舞台だった。

 相変わらずドキッとさせられる言葉も。
 例えば、10代のヒロインは言うのだった。
 こうだ。

「逆恨みなんて面倒を避けるくらいなら、安い芝居ぐらい、いくらでもするわ」

 心の暗さもさわやかに描く成長物語に、期待している。
 愉しみだ。

 ああ、それにしても、人を想う感受性さえ欠落している為政者たちには、呆れても呆れても、呆れるばかりか。
 実にひどい。

 事実、何だろう、あの物言いは。
 あんな言葉で、「(統一と党自体)関わっていない」と証明できるのだろうか。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「なめているよなあ」】
 それにしても、与党とカルトの件。
「個々に説明」といった責任放棄の発言も出てきた。
 何で、組織として取り組まないのだろう。

 簡単か。
 やばいのだろう。

 ウェブ時代だ。
 いくらでも分かることはある。
 無論、過信はしていないが。

「なあに、ぬるいことを言っているんだか」と想う。
 おめでた過ぎるのではないか。

 佳き日々を。