結局、値引きさせるための当て馬。
そうした事例ばかりか。
国がデータを隠蔽・改ざんしたりするのだから、それぐらい?
「架空の会社がなくなったら、どうするんだよ」
まるでそう言いたげな、横領犯の日常化。
【「60年代だって? えっ?」/今日も少しだけ】
「えっ?」
そう感じていた。
「熱く、楽しく、スリリングな60年代」という言葉を読んでだ。
確かに、そうだったのだろう。
わたしも、知らないわけではない。
が、冷たくて、面白くもなく、凡庸な今、むしろ傷口は広がっていくばかりではないのか。
ノスタルジーが力にならないのなら、うとましいだけだ。
甘ったれた暴徒――。
批判者にすれば、うとましい限りだったか。
一矢報いたい気持ちだったのだろう。
が、当事者にしてみれば、苦い認識となる。
いずれにせよ、暴徒。
今は、大人の暴徒が切望される時代なのだったが。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あっ、そうか」】
「年をとると、人の役に立てないのが、悲しい」
そうした言葉を想い出していた。
佳き日々を。