負の事態。
不安・恐怖の中、独り苦しみ、耐えている。
自覚さえ持てぬ絶望の最中、思考さえできない。
ついには、咄嗟に祈りという叫び声を――。
だからといって事態は変化しないが、声を聴く者はいるだろう。
【他人事?/今日も少しだけ】
他人事。
しかし、他人事ではない他人事なのではあった。
例えば、赤木夫妻の件。
国が認めたのなら、何故最悪の事態になったのか、開示すべきだろう。
書き換えではなく、改ざん。
万死に値するのだったが。
そも、軍隊は、国民を守らない。
軍隊をまず、守ろうとするのだろう。
歴史が証明している。
軍ではなく、人々を守るはずの国が何をしてきたか。
明々白々だ。
「返せ、わが子を」
そうした言葉を想い出す。
胸をかきむしられる言葉だ。
「故郷を返せ」といった言葉を、とらわれの言葉と批判した方もいた。
確かに、そうした側面もある。
が、子や故郷を失った人の想いの背景を読み取れば?
そうは言えないだろう。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「うへえっ」】
改ざんは、他の省庁でもやっているのではないか。
何せ、あのオッサンの時代が長く続いたのだから。
「いい加減、捕まえないと」
野次を飛ばしただけで、とっ捕まる国。
「息苦しくて、当然だよな」
未来とは言わない。
「明日を示せよ」と。
佳き日々を。