モリカケに桜、また公文書改竄、さらには公務員の自死。
まだまだある。
国会での虚偽答弁118回。
ウソ八百が、政治の停滞を招き、もはや現状は破壊されている。
明日どころか、今日が成り立たないのだったが
【今年グッときた話/今日も少しだけ】
大杉栄という魅力的な男。
目の男だったという。
奥さんも、魅惑的だったのだろう。
野性的だったか。
それにしても、2人とも、虐殺されたとは――。
ふと想像し、身の毛がよだった。
「怖くて、痛かっただろうな」
大杉について好きなエピソードがある。
借金をしに行ったときのこと。
望む額が借りられなかったというのだ。
何故か。
大杉は吃音者だったため、うまく伝わらなかった云々と読んだ記憶がある。
本来なら、差別問題にもつながりかねない話だが、あの男だ、許してくれるだろう。
愛嬌として、伝わってきたのだった。
確か、後藤新平のところへ、借金をしに行ったときのことだ。
500円の「ゴ」が言えないで、300円しか借りられなかった云々という話。
笑ってもいいのではないか。
不意に、「娘さんがいたな」と想い出してもいた。
そこで、図書館で借りて、エッセーを読んだ。
結果は、どうか。
涙が、ちょちょ切れた。
法廷で花を飾ったというのである。
それが、自然の行為だったようだ。
いい話だと、痛感していた。
こうしたエピソードと出逢えるという幸運。
わたしもまた、生きていこうと想ったのだった。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「いやあ」】
休日は、西へ。
が、今日は、東へ向かった。
プレゼントのお礼の品を買うためにだ。
「それにしても、人が多いなあ」
避けるように買い物を済ませた。
後は、図書館やプール等を巡ったのである。
佳き日々を。