深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

不成立/この領土で・724

モリカケに桜、また公文書改竄、さらには公務員の自死
まだまだある。
国会での虚偽答弁118回。
ウソ八百が、政治の停滞を招き、もはや現状は破壊されている。
明日どころか、今日が成り立たないのだったが

f:id:beatjw:20211128151920j:plain

▲『好きな、一瞬の三つ角』(写真)
立ち止まる。
「いいなあ」
昔の東京のようなのだった。

f:id:beatjw:20211225134502j:plain

▲『十字架』(写真)
十字架。
キリストがはりつけにされたときの刑具という。
空恐ろしいものが、見下ろしていたのだった。

www.youtube.com

【今年グッときた話/今日も少しだけ】
 大杉栄という魅力的な男。
 目の男だったという。
 奥さんも、魅惑的だったのだろう。
 野性的だったか。

 それにしても、2人とも、虐殺されたとは――。
 ふと想像し、身の毛がよだった。
「怖くて、痛かっただろうな」

 大杉について好きなエピソードがある。
 借金をしに行ったときのこと。
 望む額が借りられなかったというのだ。
 何故か。

 大杉は吃音者だったため、うまく伝わらなかった云々と読んだ記憶がある。
 本来なら、差別問題にもつながりかねない話だが、あの男だ、許してくれるだろう。
 愛嬌として、伝わってきたのだった。

 確か、後藤新平のところへ、借金をしに行ったときのことだ。
 500円の「ゴ」が言えないで、300円しか借りられなかった云々という話。
 笑ってもいいのではないか。

 不意に、「娘さんがいたな」と想い出してもいた。
 そこで、図書館で借りて、エッセーを読んだ。

 結果は、どうか。
 涙が、ちょちょ切れた。

 法廷で花を飾ったというのである。
 それが、自然の行為だったようだ。
 いい話だと、痛感していた。

 こうしたエピソードと出逢えるという幸運。
 わたしもまた、生きていこうと想ったのだった。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「いやあ」】
 休日は、西へ。
 が、今日は、東へ向かった。
 プレゼントのお礼の品を買うためにだ。
「それにしても、人が多いなあ」

 避けるように買い物を済ませた。
 後は、図書館やプール等を巡ったのである。

 佳き日々を。