空には月。
プーチンもゼレンスキーもバイデンも習近平も、そうだ、この国のトップも、水に映る月を愛でることはあるのか?
たかが100年に満たない肉の小舟に乗りながら。
軽く酒を喰らう。
眺めていた月は月。
1人で占領していいのか、どうか。
グルリを見渡す。
誰もいない。
「よっしゃ」
【事件の真相/今日も少しだけ】
下山事件や三鷹事件など。
真相というか、事実は明らかになっていない。
ふと、「死ぬまでに、知ることができるだろうか」と。
背景には、党派潰しがあったとも言われている。
「まあ、そうだろうなあ」
何冊かの本を読んだが、実際はどうなのかと。
そうした折、手塚治虫氏の『奇子』(角川文庫等)で、事件の一端が描かれていると知って、早速、図書館で借りて読んでみた。
案の定、内容は忘れてしまったが、近代と前近代の葛藤とも読めたことだけは、覚えている。
「すごいものだ、貪欲な表現欲求」
いずれにせよ、3億円強奪事件やケネディ大統領暗殺の真相をはじめ、生きている間に知りたいことは多い。
この国の事件の真相は、つい最近の、嘘・隠蔽・改ざんのことを想起すれば、まず知ることはできないのだろう。
開示してしまえば、この国の根幹が壊れてしまう?
だからだろう、開示されないのは。
そう踏んでいる。
それにしても、情報開示の半歩でいい、その道を歩み始めて欲しいのだったが。
為政者たちは今も、山上砲を受け止めていない。
本来なら、もっともっと激烈な否定の言葉が出てもいいのではないのか。
お仲間たちは、必然性があったと心底では感じているとでも?
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あらま」】
気づけば、朝。
眠りこけていた。
「ひえええっ」
立ち上がっていく。
佳き今日を。