深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

眺めることは愛?/月下の貧乏人・69

空には月。
プーチンもゼレンスキーもバイデンも習近平も、そうだ、この国のトップも、水に映る月を愛でることはあるのか?
たかが100年に満たない肉の小舟に乗りながら。
軽く酒を喰らう。
眺めていた月は月。

▲『座るかな』(写真)
1人で占領していいのか、どうか。
グルリを見渡す。
誰もいない。
「よっしゃ」

www.youtube.com

【事件の真相/今日も少しだけ】
 下山事件三鷹事件など。
 真相というか、事実は明らかになっていない。
 ふと、「死ぬまでに、知ることができるだろうか」と。

 背景には、党派潰しがあったとも言われている。
「まあ、そうだろうなあ」
 何冊かの本を読んだが、実際はどうなのかと。

 そうした折、手塚治虫氏の『奇子』(角川文庫等)で、事件の一端が描かれていると知って、早速、図書館で借りて読んでみた。
 案の定、内容は忘れてしまったが、近代と前近代の葛藤とも読めたことだけは、覚えている。
「すごいものだ、貪欲な表現欲求」

 いずれにせよ、3億円強奪事件やケネディ大統領暗殺の真相をはじめ、生きている間に知りたいことは多い。
 この国の事件の真相は、つい最近の、嘘・隠蔽・改ざんのことを想起すれば、まず知ることはできないのだろう。

 開示してしまえば、この国の根幹が壊れてしまう?
 だからだろう、開示されないのは。
 そう踏んでいる。

 それにしても、情報開示の半歩でいい、その道を歩み始めて欲しいのだったが。
 為政者たちは今も、山上砲を受け止めていない。

 本来なら、もっともっと激烈な否定の言葉が出てもいいのではないのか。
 お仲間たちは、必然性があったと心底では感じているとでも?

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
 気づけば、朝。
 眠りこけていた。
「ひえええっ」
 立ち上がっていく。

 佳き今日を。