目につきにくく、聴こえにくいことは、多くある。
例えば、恵みの印。
わたしもまた、友人のことを考える、考えようとする。
「いい奴だよなあ」と安らぐのだった。
これが、今のわたしの社会参加なのだったが。
【3人の女性と1人の女性/今日も少しだけ】
勢古浩爾氏の言葉にあった。
「自転車はいばらない」
そうか、そうだよなと。
とはいえ、事故も多い。
かつて、小さな子の横を、猛スピードで走る女性が。
想わず、「危ねえじゃねえか」と。
電車の中、高齢者と触れた女性は、肩をはらっていた。
コロナ禍だからだ。
「何だかな」
ヨーガ教室で、エレベータにダダダッと乗り込んできて、利用階でダッと飛び出していく人もいた。
時間ギリギリだったからだ。
挨拶など、もちろんしない。
そうした中のことだ。
黙々と花壇へ向かう女性を視かけた。
住宅街の狭く小さな土。
拾われたゴミは、ビニール袋いっぱいだった。
「花が咲くといいな」と。
春である。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「年とったべ」】
身長が174㎝になっていた。
若いころに比べ、3㎝縮んだことになる。
「えっ?」
佳き日々を。