温厚。
そうした人を随分と視なくなった。
明るくて温かく、軽やかに働く人も。
みな、屈託を抱え、うつむき加減だが、暗くはない。
どん底の暗さなど持ちようがない消費社会という領域も、暗くさせてくれない?
【分かりやすさ?/今日も少しだけ】
解説。
分かりやすいほうがいいだろう。
が、一方で、分かりやすさの毒も。
必ずこぼれている領域はあり、気づけないことが出てきてしまうのだったが。
結果、責任は、取らないことにもなっていく。
大変なことだ。
無論、責任を取ると、ひと言で表すとしても、何がどう責任を取ったことになるのか、難しい問題でもある。
土下座をして済む問題ではないことも、実に多いだろう。
そうしたことも感じている、春。
何ごとも起きないことを願う春なのだったが。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「ううむ」】
賃労働という宿痾。
いやはや。
佳き日々を。