深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

暗くもなれず/この領土で・746

温厚。
そうした人を随分と視なくなった。
明るくて温かく、軽やかに働く人も。
みな、屈託を抱え、うつむき加減だが、暗くはない。
どん底の暗さなど持ちようがない消費社会という領域も、暗くさせてくれない?

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▲『足もと』(写真)
歩きを止めた。
足もとを視る。
すると、どうということはないが、豊穣な世界が。

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【分かりやすさ?/今日も少しだけ】
 解説。
 分かりやすいほうがいいだろう。

 が、一方で、分かりやすさの毒も。
 必ずこぼれている領域はあり、気づけないことが出てきてしまうのだったが。

 結果、責任は、取らないことにもなっていく。
 大変なことだ。

 無論、責任を取ると、ひと言で表すとしても、何がどう責任を取ったことになるのか、難しい問題でもある。
 土下座をして済む問題ではないことも、実に多いだろう。

 そうしたことも感じている、春。
 何ごとも起きないことを願う春なのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ううむ」】
 賃労働という宿痾。
 いやはや。
 佳き日々を。