深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

冬だらけ/令和四季派・23

寒さより痛みの感覚。
「昔は半ズボンだったなあ」
駅への途上、短パンの若者と出逢う。
電車に乗ればメールで、「女子中学生が素足で登校」と友人。
「長ズボンを履くようになり堕落が始まったな」と何となく。

▲『公園へ入っていく』(写真)
「ここだ、ここ」
公園の入り口である。
公園の中と外とでは、感覚が違うと感じていた。

www.youtube.com【履き替えた記憶/今日も少しだけ】
 小学生のとき。
 半ズボンから長ズボンに変えた覚えがある。

 何となくだが、記憶にあるのだった。
 どんな覚えか。

「これで、温かくなれるぞ」
 そう感じていたのである。
 と同時に、憧れを実現できる嬉しさも。

 ただ、である。
 ただ、その反面、寂しいような感覚に浸ったことも、うっすらと覚えているのだった。
 やんちゃをやれないとでも、感じたのだろうか?

 いずれにせよ、短パンではなく、半ズボン。
 履かなくなったそれらは、どこへ行ったのだろうか?
 捨てたとは想えないし、人様に譲ったとも想えないのだったが…。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 眠い。
 しばらくしたら、眠ろう。
 それが何よりだ。
 佳き今日を。