深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

倒す?/当世労働者覚書・153

ともに敵を倒す。
それでさえ面倒というか、うんざりだ。
そもそも倒すこと自体が未来に残ってしまう。
それなのに共喰い、仲間同士で罵り合うとは。
もっとすべきこと、したいこと、せざるを得ないことはある。

▲『木肌』(写真)
いつもは素通りしている道。
そこで出逢った。
しばし、見惚れる。
いやあ、急いでいるときでなくて、「よかった、よかった」^^。

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【残っているもの/今日も少しだけ】
 いろいろな本と接してきた。
 子どものころからか。

 小学校6年生のとき、遠足で、塀から飛び降りて骨折をした。
 忍者ごっこをしたのである。

 片足をかばって帰路を急いだ記憶が、うっすらとある。

 骨折と分かったのは、病院へ連れていかれてからだ。
 途端に、痛みが増した記憶もある。

 入院中、『家なき子』を読んだ。
 夢中になった^^。
 消灯時間が過ぎても、こっそり読んでいた記憶もある。

 とはいえ、実は、全然覚えていない。
 残念ではある。

 生きてきて、多くのものを食べてきたが、5日前、何を食べたのか、覚えていない。
 命に関わることなのに。
 そのことを想うと、本の内容など、忘れても仕方ないのかと、何となく想う。
 どうだろう。

 今、子どもだったら、映像が簡単に視られるのだから、中毒になっていたかも知れない。
 そうして、本と同様、忘れたのだろうか。

 本の内容と、作者を同一に考える愚、要は作者が悪人であっても、作品で善を描ききればいいとは想っている。
 当然だろうと。

 が、忘れると分かって以降、せめて信頼できる人の本を読もうかと。
 もちろん、信頼できる云々もまた、幻想なのだろうが。
 ただ、同じ忘れるのなら、いい人との出逢いこそをと。
 無意識を荒れさせないためにも。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「相変わらずだな」】
 相変わらずの為政者たち。
「いやはや」

 国民皆保険を平気で壊していくのか。
 命の選別?
 わたしは高齢者なのでいいとは言えない感染症問題。
 佳き今日を。