ともに敵を倒す。
それでさえ面倒というか、うんざりだ。
そもそも倒すこと自体が未来に残ってしまう。
それなのに共喰い、仲間同士で罵り合うとは。
もっとすべきこと、したいこと、せざるを得ないことはある。
【残っているもの/今日も少しだけ】
いろいろな本と接してきた。
子どものころからか。
小学校6年生のとき、遠足で、塀から飛び降りて骨折をした。
忍者ごっこをしたのである。
片足をかばって帰路を急いだ記憶が、うっすらとある。
骨折と分かったのは、病院へ連れていかれてからだ。
途端に、痛みが増した記憶もある。
入院中、『家なき子』を読んだ。
夢中になった^^。
消灯時間が過ぎても、こっそり読んでいた記憶もある。
とはいえ、実は、全然覚えていない。
残念ではある。
生きてきて、多くのものを食べてきたが、5日前、何を食べたのか、覚えていない。
命に関わることなのに。
そのことを想うと、本の内容など、忘れても仕方ないのかと、何となく想う。
どうだろう。
今、子どもだったら、映像が簡単に視られるのだから、中毒になっていたかも知れない。
そうして、本と同様、忘れたのだろうか。
本の内容と、作者を同一に考える愚、要は作者が悪人であっても、作品で善を描ききればいいとは想っている。
当然だろうと。
が、忘れると分かって以降、せめて信頼できる人の本を読もうかと。
もちろん、信頼できる云々もまた、幻想なのだろうが。
ただ、同じ忘れるのなら、いい人との出逢いこそをと。
無意識を荒れさせないためにも。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「相変わらずだな」】
相変わらずの為政者たち。
「いやはや」