深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

悲喜がほぼ同時に/車内慕情・21

電車に黒いミニスカートの男性が乗って来た。
何と米国人たちが囃し立て始めたのである。
悲しくなった、「いつまでも植民地だな」と。
と同時にだ。
「オカマになれるほど解放されたんだよ」と嬉しくもあった。

▲『木肌』(写真)
質感があった。
都市とは雲泥の差か。
しばし、捕まっていた。

www.youtube.com【言葉を奪う領土/今日も少しだけ】
 かつて、この国では、他国の言葉を奪った。
 名前さえも。

 海を挟んだ隣国でのことだ。
 言葉を殺せば、植民地化が進む。
 図星の考え方ではある。
 が、ひどいことだ。

 逆のことが、この国で起きたら?
 強国がやってきて、日本語を使えなくさせられたら、生涯、恨むだろう。

 この国の宗主国は、文化植民地主義を、あの手この手で行ってきた。
 が、日本語自体は奪わなかったか。
 いや、どうだか。

 以上、「何を偉そうに」と想ったことがあり、記した。
 思想より何より、まずの前提の言葉を殺し、自国の言葉を植えつける。
 花も咲かないだろうに。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 今、陽射しが。
 今日もすることが。
 いいのか、どうか^^。
 佳き今日を。