「あらま、色づいてきたな」
広い公園で、想わず口から出ていた。
色が失われたかのような寒いさむい時季の前の、いっときの眼福。
十二分に愉しめるといいのだったが。
深呼吸をして、背骨を伸ばしていたのだ。
www.youtube.com【病は嫌だ/今日も少しだけ】
以前、何の講座だったか、『PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会』設立人のお話をうかがったことがある。
「そうだよなあ」と。
「心身健全なほうが、おかしかないか」とさえ、思えたのである。
実際、病んで当然の事態だったのだから。
新聞ガミを読んでいたら、同会が紹介されていた。
「人も増えたようだな」
www.ptsd-nihonhei.com 内田樹氏だったか、「先の戦争が継承されていないのは、父親たちが、戦争の実相が酷くて、子どもたちには話したくなかったから」といったようなことを言ったのは。
確かに、そうだったのだろう。
もちろん、それだけではなかったのだろうが。
負の連鎖といった常套句では済まない不治の病。
不幸・不運の病の連鎖も続いていくのだった。
どうか、今日もご無事で。
【追記/「さてっと」】
あれこれ移動を。
自転車に乗り過ぎたか、尻が…。
佳き日々を。