深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

眼福/令和四季派・35

「あらま、色づいてきたな」
広い公園で、想わず口から出ていた。
色が失われたかのような寒いさむい時季の前の、いっときの眼福。
十二分に愉しめるといいのだったが。
深呼吸をして、背骨を伸ばしていたのだ。

▲『頭を直撃』(写真)
「痛っ!」
何かと想えば、どんぐりがいくつも、よりによって頭に落ちてきたのだった^^。
散弾銃ならぬ三弾銃。
一方、初雪の予報がとうに出た地域も。
日本は広くて、狭い。

www.youtube.com【病は嫌だ/今日も少しだけ】
 以前、何の講座だったか、『PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会』設立人のお話をうかがったことがある。
「そうだよなあ」と。

「心身健全なほうが、おかしかないか」とさえ、思えたのである。
 実際、病んで当然の事態だったのだから。

 新聞ガミを読んでいたら、同会が紹介されていた。
「人も増えたようだな」

www.ptsd-nihonhei.com 内田樹氏だったか、「先の戦争が継承されていないのは、父親たちが、戦争の実相が酷くて、子どもたちには話したくなかったから」といったようなことを言ったのは。
 確かに、そうだったのだろう。
 もちろん、それだけではなかったのだろうが。

 負の連鎖といった常套句では済まない不治の病。
 不幸・不運の病の連鎖も続いていくのだった。

 どうか、今日もご無事で。


【追記/「さてっと」】
 あれこれ移動を。
 自転車に乗り過ぎたか、尻が…。
 佳き日々を。