介護難民が出現するとは、長く言われてきたことだ。
が、現状は?
氷山の一角ではない、氷山そのものとしての問題が、ど~んと。
次から次へと現れているのだったが。
後は勝手にやらせてもらうしかないとでも?
www.youtube.com【高齢期問題/今日も少しだけ】
晩年の森村誠一氏。
うつ病に。
意識がしっかりしていれば、うつ病になって当然かなと。
悲観することばかりだからだ。
長命時代の大きな問題だろう。
死が身近なだけに。
某医師は、「家族等のストレスは置いておき」と、ことわった上で、「認知症はもしかすると、救いかも知れない」と喝破した。
どういうことか。
「もしも、意識がいつまでもしっかりしていたら、自分が死ぬことを受け止められるでしょうか?」というわけだ。
さて、ここから、どう考えていくか^^。
あれこれあるが、多くの方が後悔から逃れられないというだけに、「シャンとして、とぼけて、まあ、何とかね」といったあたりか。
今はただ、悪い風邪に捕まらず、達者でいくしかない。
ちなみに、五木氏には、独特の美意識があるものの、引き揚げ体験から自死はないだろうと。
その安心感のようなものはある。
ただ、どうなるかは分からないのが、人の生だ。
五木氏には、読者が作者に作品を書かせるとの考えも。
その意味で、例えば、山岳民の伝説をもとにしたという小説『風の王国』は、愉しく読めた。
批評では、大昔の『わが心のスペイン』等も印象に残っている。
仏教へ動いてからは、遠ざかっていたが、かつて日大で暴れた方に勧められて読んだ、考古学者で古墳研究の第一人者である大塚初重氏との対談『弱き者の生き方』(徳間文庫)以降、いくつか読んだ。
仏陀の教えを、「なるほどね」と知ることができたものだ。
ともあれ、膨大な作品があるだけに、そうして今も現役だけに、どこへ行くのだろうと。
老いの姿を全面展開して欲しい。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あはは」】
高校生のころ、よく聴いていた唄を張り付けた。
♪遅かれ早かれ、分かるはずさ
嫌味色満開^^。
佳き日々を。