深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

開かれていく/言葉・266

考え方に反対はするが、理解できる言葉ばかりだ。
理解できないが、惹きつけられる言葉から遠ざかってしまった。
が、閉じた言葉はいらない。
今もだ。
明確で、綻んでいくかのような言葉も欲しているのだった。

▲『残雪の夜道』(写真)
雪の日の帰路。
歩いていた。
遠くに水泳場の灯り。
まるで誘蛾灯のよう。
引きつけられていった。

www.youtube.com【本を読む/今日も少しだけ】
 鶴見俊輔氏だったか。
 いい本について、記していたことを、何となく覚えている。

 ①理解できて、つまらない本。
 ②理解できて、面白い本。
 ③理解できないで、つまらない本。
 ④理解できないで、面白い本。
 以上で、いい本とは、どれか?
 そうした文章だった記憶がある。

 ②がいい本と思いがちか。
 ただ、鶴見氏は、④こそ、いい本だと。
 理解できないで、面白いとは、自分を広げてくれるからだろう。

 中には、つまらない本など、ないと豪語する人も。
 活字と縁がない世界であれば、活字を見るだけでも、面白いのかも知れない。

 どうか、今日も、ご無事で。

 わたしは自転車通勤となり、今や読書量は減ってしまっている。
「まっ、いいか」


【追記/「さてっと」】
 眠い。
 実に。
 したいこと、すべきこと、せざるを得ないこと。
 その三位一体化みたいな日々。
 当然、睡眠が削られて行く。
 お金には、ならないが^^。
 佳き日々を。