深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

「こんにちは」と「今日は」/親子・6

まだ歩行の定まっていない幼児が、わたしのほうへ寄って来た。
そうして、笑う。
思わず、「あっ、こ・ん・に・ち・は」と伝えた。
背後の母親も笑顔になり、「今日は」。
すると、幼児が、拍手をしたのだった。

▲『小さな幸運』
 信号待ちの、「ラッキー」。
 それだけ桜並木を愉しめるものね。
 爺さんがチャリでチンタラ走っていたが、その後ろのほうから、自動車がつけるようにのろのろ運転をしていた^^。
 桜にアイデンティティなんか求めてはいない。
 ただ、春の知らせは、「やっぱいいよな」。

www.youtube.com【「読まずに死ねるか=昨今マンガ事情=」①/今日も少しだけ】
 相変わらず、マンガを読み続けている。
 面白い。

 概ね、図書館から借りている。
 これはいい。
 部屋が、狭くならないからだ。
 所有欲は、もはやあまりない。
 一部は残っているのだろうが。

「目の前にあるときが、自分のもの」との相倉久人さんの言葉。
 情報化時代、いや、情報時代の指針ではなかろうか。

 今、図書館で、借りては読み続けている作品は、次のもの。
 まず、『ブルージャイアント』石塚真一・著(小学館)。
 電車の中で読んでいたら、「これ面白いですね」と会社員に話しかけられたことを想い出した。
 話しかけてきた中年の気持ちが、よく分かる。

『詩歌川百景』吉田秋生・著(小学館)も、いい。
 他者との親和力に対して、見過ごされがちな小さくて細かいものの、大切な感受性に目をとめている。
 作者のいいところが発揮されているなと。

深夜食堂安倍夜郎・著(小学館)。
 人情噺か。
 映画にもなっているが、下手な落語より、「はるかにいいよな」と。
 いっそ、誰か、落語にしないかなとも。

 最近では、『谷口ジローコレクション』(小学館)があることを知って、図書館から借りては読んでいる。
 が、大きく重たいので、少しずつか。
 マンガは読み飛ばすものといった読書法を、変えてくれた。

 こうして見てくると、小学館のお世話になっているなと。
 白土三平氏の作品など、「随分と夢中になったなあ」と想い出したものだ。

 そうした中、検索していて、ヤマケイ文庫というのが、あるのを知った。
 あの山の専門誌を出している山と渓谷社の文庫である。
 その中に、谷口ジロー氏の作品以外にも、いろいろとあることを知って、今後の愉しみか。

 まだまだ、ある。
 明日また、追加したい。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ふうん」】
 来日中の歌手の唄を張り付けた。
 心の修理をしてくれるそうだ。
「すごいね」

 佳き日々を。