生産性がない、いわゆる無能な人。
が、痴呆症の人を、簡単には理解できない。
介護職員のベテランでも、嫌な言葉だが、制御できないときが。
無能な人になるのだ。
無能な人ばかりで生き延びていく方途とは?
▲『自転車屋で感じ入る』(写真)
今日、自転車屋に出向いた。
「いいなあ、この店」
感じ入った。
www.youtube.com【大切な自転車屋・自転車屋の大切さ/今日も少しだけ】
自転車屋を開業するにあたって、法律上は特に制限がないのだとか。
ただ、関連する資格があるようだ。
その試験問題で難しいのが、スポークの修理らしい。
スポークとは、車輪の中心部から車輪の枠に放射状に延びている針金状の部品のこと。
実は折れてしまい、放置しておくと車輪がアウトになってしまうのは、素人でも分かる。
そこで、修理を頼みに評判の個人店へ出向いた。
驚いたのが、値段の安さだった。
安いと人気のチェーン店に比べて遥かに安価なうえ、無料でブレーキ等々、あちこちを点検してくれたのだった。
「腕が鳴ったのかな」
聴けば、大手自動車メーカーに勤めていたという。
が、どうやら愛想が尽きたようだ。
「トップは、トランクの荷物になって、消えました」
今は、資格試験の監督官でもあった父親の店を継いだとも。
「特に教えてもらったことはないのですが」
近隣の人々が、気軽に声をかけていくのも、「いい店だなあ」と。
その度、長髪を後頭部で束ね、白いヒゲの店主は、自然な明るさで応じていくのだった。
怖くない歯医者、分かりやすく、かつ素早く応えてくれるパソコン解決屋、真実はいいから事実をいつまでも追いかける新聞社同様、腕のいい自転車屋も大切だなと。
そう体感しながら、快適になった自転車で、「まるで初夏だね」と走ったのである。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「ウロウロしたな」】
今日は、賃労働が休みだった。
そこで、郵便局に始まり、整形外科、手巻きのタバコ屋、100円ショップ、床屋、文房具屋等々へ。
プールは生憎の閉場だったが、公園では新芽とも出逢えた。
佳き日々を。