深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

いやはや/些事の日々・184

「いや、嫌いというわけではないよ」
彼の問いに答えた。
「要はさ、信じていないだけなんだ」
信じないが、感じることはできる宗教の話ではない。
雨の午後、身勝手な手合いの話題は、一刻も早く終えたかった。