喰うや喰わずの貧しさ。
それでも、家族の笑顔があればいい。
子は、それだけで安心して、瓦礫の山を走り回れる。
が、父母や大人たちの闊達な身心が奪われたとき、どうか。
敗戦直後のことを総括すべきだろう。
【払えない/今日も少しだけ】
いろいろなものが壊れてしまった。
砂上の楼閣とは、言い得て妙か。
実に残念な図星。
例えば、教育に福祉、医療など。
嘘?
どうかな。
例えば、進学や出産が、何と贅沢になってしまったのだった。
そんな国に明日なんてあるわけもない。
そも、今日がないのだから。
人が生きていくために、壊してはいけない基本がどんどん壊れていっているのだった。
大学の受験料さえない家庭が増えているのである。
しかも、一生懸命に働いているにもかかわらずだ。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「何だろう、あの御仁」】
NHK出身のアナウンサーが代々木について、あれこれ言っている。
あはは。
言いたいことは分かるが、今、それを言うかね。
叩く大将はまず、今の、あの木偶の坊たちだろう。
佳き日々を。