深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

今も恥ずかしい/この領土で・785

国の葬儀が行われた。
丁寧な説明はなかったと記憶する。
少なくとも、わたしには届かなかった。
考えた、説明しようがなかったのではないのかと。
あるいは、根拠もないため、説明をしたくなかったのかなとも。

▲『桜肌』(写真)
桜である。
愛でるのは、春だけではないだった。
何とも響いてくるものがあった。

www.youtube.com

【空虚の束/今日も少しだけ】
「何もなかったんだな」
 そう、感じていた。
 だから、言葉となっていたのである。
「いやあ、何もなかったんだ」

 戦後の保守陣営のことだ。
 愛国も唱えていた。

 死刑になっていてもおかしくはなかった、かつての首相。
 その裁判の善悪は置いておき、事実の話をしたいのだった。

 ともあれ、大国の諜報機関の手先となり、暗躍もしたのだろう。
 怖いことだ、恐ろしいことだ。

 今は、孫が、権力維持のために、犯罪集団と、ねんごろだったことが、詳らかになってきた。
 核心にはいたっていないが。

 いずれにせよ、愛国を語って、実は反日だったのである。
 この件を、支持者は、どう総括するのだろう。

 いわゆるネトウヨは、読むだけで、うんざりする嘘・隠蔽、そうして改ざんが目立つ。
 率直に事実を受け入れ、語り出さなければ、響かないのに。

 ともあれ、政見を担ってきたのは、理念のない、空虚な、権力欲だけはある、寂しくもヴィジョンなき連中だったのだ。
 あらためて、愕然とする。
 愛国という文脈を貶めた手合いたち。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「反日だってさ」】
 それにしても、反日という言葉が、分断を招いている。
 そう指摘した連中が、実は反日だった事実。
 どう総括していくのだろう。
 期待は、一切していないのだったが。

 佳き今日を。