深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

令和問わず語り・98

高校生のとき出逢った。
平均的アウトサイダーという言葉とだ。
「巧いことを言うものだなあ」
アウトローには惹かれなかったが、本の影響もありアウトサイダーには興味があった。
今はもう、ジジイ見習いだが。

▲『爪は伸びていく』(写真)
過日、屋外で音盤を聴きながら、お茶を。
爪を切り、「満足まんぞく」。
「あはは、からだはヘロヘロでも、爪だけは伸びていくなあ」。

www.youtube.com【楽しい野球?/今日も少しだけ】
 爪は伸びるものだ。
 年は取っても。
 昔、膵臓がんが原因で死んだ父親が、ふともらしたものだ。
「具合が悪くても、爪は伸びるんだよ」

 そうしたことを想い出していた。
 どうしたわけか、「野球は楽しい」という言葉と、ほぼ同時に^^。

 前者に関しては、今も語りにくいことがある。
 後者については、今、記したいことがあるのだった。

 実は、過日の、いくつかの国々が参加した野球大会で、日本のプロ野球選手たちが言っていたのである。
「野球は楽しい」と。
 反射的に、「えっ?」と。

 つまり、それまでは楽しくなかったのかと。
 野球の楽しさに目覚めたかのような言葉。
 才能があり、巧くもあり、単に続けてきただけでないのでは、と想うのだったが。
 練習の辛さなどが、そうした発言に結びついたのだろうか?

 とにかく、目覚めたという言葉が妥当だと想われた発言。
 プロ野球選手の喜びが、ひとしおだったことは、理解できたのだった。

 そうして、想っていたものだ。
「親父は、おれといて、楽しいと想ったときは、どんなときだったのだろう?」と。
 ふと、冗談を言い合って、笑ったことを想い出し、ホッとしていた。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 金曜日の夜。
 賃労働疲れで、テレビをつけたまま眠りこけた。
 早朝、テレビの音で目覚め、スイッチをオフにして、再び眠りの世界へ。

 佳き今日を。