身心が反応する音があり、リズムも。
しかも、脳に入り込む言葉が意味を運んでくる。
それだけではない。
いくつもの名づけられていない領域が、前のほうからやって来るのだ。
脳や心、身体が1つになっていく。
www.youtube.com【驚いた/今日も少しだけ】
「えっ?」
ウェブ内をフラフラしていたら、大昔、友人たちと作った自主制作盤と遭遇した。
オークションサイトで売買されていたようだ。
aucview.com バンド名は、酔いどれサムソン。
4人編成の一応、ロックバンドだった。
レコードを作ってくれた業界人に、「天皇陛下よりがんばれ、父さんの白く縮れた毛、愛の実地検分などの歌詞を変えれば、なんちゃらかんちゃら」と言われたことを、今、想い出したところだ。
『髭の生えた子供達』というタイトルで、フォークロックの『オードブルさえ食べきれず』、エレキギター弾き語りの『嘆き』、ロックンロールの『ステラ』の3曲入りだったようだ。
ベースを担当していた奴は、ベンヤミンに夢中となり、その後、ドイツ・ベルリンへ留学。
訪ねようと準備しているとき、親父が末期のすい臓がんと分かり、それどころではなくなった記憶がある。
彼は、帰国してからは奈良住まいか。
1度訪ねると、「ここからはさ、風が見えるんだよ」と。
「何、気取ったことを」と感じつつ、縁側に腰掛けて生駒山を見ると、「あっ、本当だな」と応えたものだ。
木々が揺れていくのだった。
ギターの担当者は、教師に。
アレンジをしてくれて、助かった記憶がある。
「わたしたちとバンドを組まなければ、活躍できたのじゃなかろうか」とも。
実際、その方の『ステラ』という唄は、初期ビートルズも彷彿とさせて、しびれたものだ。
教師になってからは、著名にになるバンドなどを育てたと、風の便りで聴いた。
今は退職し、ときおり演奏しているようである。
ギターもさることながら、声に惹かれたものだ。
ドラムの奴。
高校のとき、二日酔いで成田から帰ってきた記憶がある。
教師にどやされ、その後、いい意味で笑われていたなと。
どうしているのだろう、生きているのだろうか。
飛び入りで参加した奴は、今でも、「読んだか、これ」と本の話をして来る。
ボリス・ヴィアンやレナード・コーエン等々、教えてもらった記憶があるのだった。
それにしても、誰が売りに出し、購入したのだろう。
不思議な人たちだと、率直、かつ正直に想う。
お逢いして、お礼を言いたい気もするのだったが^^。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あはは」】
眠い。
が、後1日分、アップしてからか。
佳き今日を。