深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

嘘2023/令和問わず語り・115

みじめなときがなかったわけではない。
とはいえ、自覚がなく、ヘラヘラとしてい
た。
人から見れば哀れなのだろうし、落ちぶれてもいるのだろう。
相変わらず、どうでもいいことだ。
自らに嘘はつきたくはない。

▲『ここも登る場所』(写真)
雨上がりの公園。
山が作られていた。
「あっ」
うっすらと階段ができていた。

www.youtube.com【匿名から無名へ/今日も少しだけ】
 ウェブ上の読みきれなくて当然の文章の束、量、大海。
 事故のように、匿名の文章を読んでしまうときがある。

 そうして、「えっ?」と感じてしまうときがあるのだった。
 歴史の事実とされていることを認めようとしない、一方的な妄想からの反駁。
「大丈夫なのかな」

 いや、大丈夫であるわけがない。
 歩が、進まないからである。
 例えば、日本人の過ちを、一切認めようとしない言説。

 事実とされていることを疑うことは、基本だ。
 が、まずは受け止めなくてはならないだろう。
 多くの証言もあるのだから。

 反駁するのなら、そうした言葉とどう向き合ったのか、伝えるべきである。
 例えば、あの殺された元首相の祖父でさえ、「侵略をした」と、インタビューに答えているのだったが。
「当時の状況からは、致し方なかった」といったような言いわけとともに。

 そもそも、歴史は、力のある者たちの都合のいいように書き換えられてきた領域がある。
 それだけに、ややこしいのだった。
 いずれにせよ、力のない者たちが同調して、力を得たかのような筆さばきには、「何だかな」と。

 匿名のままの言いたい放題というわけだ。
 まずは、ひとりの無名の者としての自分に依拠すること。
 そうして、本名を取り戻してはどうか?

 事実を改ざんする投稿をしていた会社があった。
 すっかり忘れていたが、ふいに想い出したのである。
「文字通りの戦犯は今も日々、生まれているのか」

 どうか、今日もご無事で。


【追記/「さてっと」】
 暗い時分から起き出していた。
 午前中は、手仕事を。
 久しぶりの昼寝もした。
 これからは、また月曜日からのあれこれの仕込みである。
 佳き日々を。