まだまだいける?
「年寄りの冷や水」とはよく言ったものだ、やめておいたほうがいい。
ろくなことにはならない。
別のことを準備すべきだろう。
力が落ちていることをまず、認知することから始めたほうがいい。
www.youtube.com【死ぬという幸運?/今日も少しだけ】
もう半世紀以上、つき合っている男の友人がいる。
彼が、一般的に言うところの“障がい”のある息子さんを失ったときのことだ。
伝えようと想った言葉がある。
ただ、何年か、言えなかった。
そうして、時間ばかりが経った日。
「今かな」と感じた。
想い切って伝えたのである。
こうだ。
「お前はいいよな。
あっち側へ行ったとき、愛すべき息子にまず、逢えて」
しばしの沈黙。
そうして、「そうだよなあ」との返答。
幸運?
幸福なことかも知れないと。
彼は、わたしが「あの世などはない」と考える無神論者であることを、おそらく知っている。
ホッとした。
どうか、今日もご無事で。
【追記/「さてっと」】
北側の部屋にいる。
寒い。
佳き日々を。