深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

KAIGO/言葉・276

介護のテキストを読む。
が、「ここで外来語かよ」と。
幾度も想ってしまう。
長命国・日本であるのなら、KAIGOという言葉を輸出できたのにと。
理念はもとより、方法等々もまた、提出できたはずなのだが。

▲『人がいた』(写真)
 平日の日中。
 とはいえ、歩いたり、走ったりする人々が、想っていた以上にいた。
「もしかすると、今日は全国的に休日なのか?」と一瞬。

www.youtube.com【元気でいくか/今日も少しだけ】
 美味しいハヤシライスを食べることができた。
 ふと、「カレーライスとの違いは?」と。

 こういうときのAIは便利だ。
 こう出た(改行適宜)。
「根本的に違うのがカレーライスがインド発祥の料理であることに対して、ハヤシライスはヨーロッパ地方で発祥。
 そのため、味付けのベースも全く異なります。
 カレーはスパイスを豊富に使っており、野菜や肉などの具をカレーソースで和えております。
  一方、ハヤシライスは具材をトマトベースで和えてから、ドミグラスソースで軽く煮込みます」
「なるほどな」と。

 では、カレーライスと、ライスカレーの違いは?
 むしろ、こちらのほうが気にはなるなと。

 AIに聴くと、こう出た。
 >カレーライスとライスカレーは、元来異なるものを指すとみる説もありますが、実際にはこれといって違いはなく、どちらの呼び方が正しいとは決められていません。

「何だ、そうか」と。
 とはいえ、こうも出たのである。
 >ライスカレーはご飯の上にカレーがかかっている大衆的なもので、カレーライスは米飯とカレーソースが別々に、あるいは横長の深皿で左右に寄せて出されるハイカライメージのものです。

「へえっ」と。
 もちろん、それ以外の説もいろいろとあるのだったが。

 いずれにせよ、高齢者もまた、カレーライスが好きということは、何度か目撃している。
 子どものころの、ハレの味は生涯、忘れないのだろうか。

 わたしもまた、カレーライスには、家族の団欒という嬉しい記憶が重なっている。
 たとえ、今にしてみれば、たいしたものではなかったにせよ。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「言葉だよなあ」】
 小平奈緒氏の祖母は言ったそうだ。
 ウェブで知ることができた。
 こうだ。
「おお、生きているな」
 わたしも尊敬する彼女の、背骨としての言葉か。
 佳き日々を。