深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

最近気づいたこと/彼・147

通勤時、すれ違う青年がいる。
真剣な顔つきで唄を歌い歩いているときも。
知的障がいがある。
ときおり、小走りの朝も。
彼の存在に気づいたのは、すれ違うことなく、「何だか妙な朝だな」と知ったときからだ。

▲『小道を歩く』(写真)
小道主義者である。
写真の場所を、何度歩いて来たことか。
愉しいのである。

www.youtube.com▲中学のときだったか。
 このバンドを白黒テレビで見て、たまげた。
 今や俳優の岸部一徳氏も、よく動いていたなと。

 

【乗らなくてもいいという幸運/今日も少しだけ】
 今はもう、通勤電車に乗ってはいない。
 何十年も乗ってきて、開放感はある。

 だからか、稀に電車に乗ると、愉しい。
 子ども時代のワクワク感はないけれど。

 とはいえ、今もつい、キョロキョロしてしまう。
 気づく。
 笑顔の方が少ないと。
 当然か。
 1人で笑っていては、薄気味悪い。

 ただ、どうなのだろう。
 多くの人たちが、苛立ちや不機嫌、何より疲労の表情なのだった。
 愉しみにしている場所ではないところへ行くからか、負の想いに捕まっている?

 電車に乗らないのもまた、身心の具合にいいのだろう。
 1つひとつ、苦から遠ざかっていくことは、大切だ。
 とはいえ、そうもいかない?

 が、いずれ乗らなくてよくなるのである。
 死んでしまえば?
 いや、そこまで行く前に。
 それまでは、生命を大事にと。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「あらま」】
 最近、目覚まし時計が鳴る前に目覚めてしまう。
 そうして、トイレへ。
「2度寝って疲れるな」と。

 佳き日々を。