通勤時、すれ違う青年がいる。
真剣な顔つきで唄を歌い歩いているときも。
知的障がいがある。
ときおり、小走りの朝も。
彼の存在に気づいたのは、すれ違うことなく、「何だか妙な朝だな」と知ったときからだ。
www.youtube.com▲中学のときだったか。
このバンドを白黒テレビで見て、たまげた。
今や俳優の岸部一徳氏も、よく動いていたなと。
【乗らなくてもいいという幸運/今日も少しだけ】
今はもう、通勤電車に乗ってはいない。
何十年も乗ってきて、開放感はある。
だからか、稀に電車に乗ると、愉しい。
子ども時代のワクワク感はないけれど。
とはいえ、今もつい、キョロキョロしてしまう。
気づく。
笑顔の方が少ないと。
当然か。
1人で笑っていては、薄気味悪い。
ただ、どうなのだろう。
多くの人たちが、苛立ちや不機嫌、何より疲労の表情なのだった。
愉しみにしている場所ではないところへ行くからか、負の想いに捕まっている?
電車に乗らないのもまた、身心の具合にいいのだろう。
1つひとつ、苦から遠ざかっていくことは、大切だ。
とはいえ、そうもいかない?
が、いずれ乗らなくてよくなるのである。
死んでしまえば?
いや、そこまで行く前に。
それまでは、生命を大事にと。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あらま」】
最近、目覚まし時計が鳴る前に目覚めてしまう。
そうして、トイレへ。
「2度寝って疲れるな」と。
佳き日々を。