深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

だからか?/感染症時代・6

何度でも想う、まずの徹底検査だと。
そうして、隔離ではなくて、分離ではないか。
感染したときには手厚い保障・補償。
万が一ではなくて、もはや感染して当たり前の日々。
だからか、当然のことをしないのは?

▲『並木道』(写真)
とうに桜は消えた。
今は新緑。
これもまた、よしか。

www.youtube.com

【視たぞ、視たぞ、『ゆきゆきて神軍』/今日も少しだけ】
 コロナ禍に戦禍、しかも自然災害。
 そうした折、「また視てみるか」と。
ゆきゆきて神軍』である。

www.youtube.com

 かつて視たとき、映画館では笑いが起こった記憶もあるのだが、昨日視て、分からないことが存外多かったかなと。
 例えば、登場人物の名前。
 旧姓も出てくるのだった。

 わたしはてっきり、名前を変えて隠棲しているのかと。
 しかし、実際は、長男は後継者ということから、次男が戦地へ行き、帰国後、養子に入って苗字が変わったということらしい。

 事実経過が分かりにくいところもあった。
 主人公が出過ぎてしまい、何がどうだったのか、と。

 いずれにせよ、視た当時と、時代の空気が変わったということもあるのだろう。
 ただ、直接性の激烈さには、「相変わらず、すげえなあ」と。

 ちなみに、昨夜視て、強く印象に残ったのは、次の言葉だった。
「(戦争中にも関わらず)戦争って頭、ないよ。
 生きることだけだよ」

 内田樹氏は確か、「父親の世代が戦争の実相を語らなかったから、総括ができていない」といったようなことを記していた記憶がある。
 実際、語れなかったのだろう。

 人を殺して喰っていたことなど。
 愛すべきわが子を前に、「戦争ってえのはな、下の者、弱い者、組織で疎まれる者はやられて、食べられていたんだよ」と話せるわけもない。
 もちろん、すべての戦地でそうだったわけではないのだが、似たようなものか。

 兵士たちの精神疾患も、取り沙汰されるようにはなっている。
 一刻も早い停戦を願うばかりだ。
 この期におよんで、商売繁盛の領域もあるのだろうが、停戦をと強く感じている。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「いやあ」】
 賃労働。
 帰宅後、軽く1杯。

「やべっ」
 机の上に頭を乗せ、寝ていた。
 佳き日々を。