深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

つながりへ/言葉・250

失いそうな大切な想い。
いや、すでに失っている領域も多いのだった。
絆という言葉を為政者たちが使っていたなと。
自分の中では死語としたい。
が、つながりを求めることさえ、奪われるわけにはいかないのだ。

▲『いいなあ』(写真)
川面。
しばし、眺めていた。
いずれ海へたどり着くのだろう。
1つのつながりのまま。

www.youtube.com【応援したことはない/今日も少しだけ】
 ジャニーズ報道の沈静化は、いずれやって来るのだろう。
 原発や五輪と同根である。

 同根の由縁は、明確だ。
 呉越同舟、一蓮托生の罠。
 罠であるとさえ、気づかぬままのケースも多いのだろう。

 問題は、罠と気づいていても、悪に加担せざるを得ない場合か。
 古くて、新しい問題。

 わたしは、三流、いや、五流の賃労働の現場に、今もいる。
 今にしてみれば、幸い、いや、幸運だったか。
 もちろん、五流故の、清濁併せ呑むというより、濁濁併せ呑むときもあったが。
 とはいえ、たかが知れている。

 いずれにせよ、大谷選手を応援してはいる。
 が、才能にも、努力できる生活にも恵まれず、ましてやお金に縁もない善人が、悪を起こしてしまうことこそ、気にはなっている。

 わたしは少なくとも、ジャニーズや五輪、原発を支持してきたことはない。
 恩恵に浴したこともないのではないか。
 そう感じているが、これまた罠か。

 そう、罠なのだ。
 宮谷一彦氏の『人魚伝説』を大いに支持して、周囲に不快な感じを覚えはしたのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 曇天。
 梅雨らしい。
 ムシムシしている。

 佳き今日を。