深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

困っていない困った人/介護時代・10

認知症では、理解や意思疎通、注意力や生活動作、認識などが欠落するという。
結果、不安・緊張・混乱の世界へ。
そこで、過剰な防衛をするのだと。
介護拒否をしても、困っていないのである。
ここからなのだ。

▲『雲の上』(写真)
 頭を、実際に雲の上に出している。
 雪とともに。
「まだ、夜には肌寒いわけか」

www.youtube.com【賃労働に役立つ言葉/今日も少しだけ】
 TBSの『サンデーモーニング』というニュース番組を、たまたま観た。
 そこでは、気になる言葉と出逢うことができたのである。

 元プロ野球選手・里崎智也氏の言葉だ。
 正確に紹介したいと想い、ウェブで探した。
 すると、佐々木朗希氏は今、「大人の階段をのぼっている」との発言は存外、多かったものだ。
 要は、力の抜き方というわけか。

 ただ、肝心の言葉が出てこなかったのである。
 そこで、AIに聴いてみた。
 すると、しっかりと出てきて、「たいしたものだね」と。
 こうだ(適宜改行)。

 >2024年5月12日放送のTBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーでは、千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムについて言及されました。
 海沿いに位置するZOZOマリンスタジアムは強い風が吹く球場として知られており、スタジオの里崎氏は「あの程度の風は普通のことで言い訳にならない」とコメントしました。
 また、若手へのアドバイスとして、風を嫌だと思わずに仕事が増えて面倒くせぇ程度に思っているほうが心の余裕ができるなどと話しました。

 この「嫌だ」ではなく、「面倒くせぇ」という姿勢に、「あっ」と感じ入ったのである。
 賃労働の現場で、役立つと感じたのだった。

「嫌だ」では、現場放棄にもなりかねない。
 が、「面倒くせぇ」だと、あくまでも現場にとどまり、問題解決は放棄していないのである。

 わたしもまた、嫌だと想うことが多い。
 が、今後は、「面倒くせぇ」と呟きながら、何とかしていこうと。
 いつか、その次の言葉がやって来ることを願いながら。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「みんなビジネスの道具かあ」】
 貼り付けた唄は、新譜という。
 なかなかに残念な総括をしているのだった。
 こうだ。

 ♪結局全部が単なるビジネスの道具になってしまったんだ
 積み上げては積み下ろし 本当にひどいものさ
 崩れていく姿を 僕自身も見てきたけれど
 成長していた姿も見ていたことを分かってほしい

 いずれにせよ、現役であることが嬉しい。
「いいよな、この人、グラハム・ナッシュ」
 佳き日々を。