深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

甘いものへ/暮らす愉しみ・26

疲れて自宅にたどり着く。
まずは湯を沸かす、コーヒーを入れるために。
座ってからは、甘いものを取り出し、ゆっくりと口へ運ぶ。
濃くて熱いコーヒーとともに。
その時間があるかないかで、夜が違うのだった。

▲『人が少ない』(写真)
初詣。
正月に、賃労働で行けなかった。
とはいえ、最近、顔出しを。
すると、「あっ、いいなあ」と。

www.youtube.com【「いいなあ」/今日も少しだけ】
 上掲の映像。
 久しぶりに体験したが、「いいよなあ」と。

 最初にギターを弾いている人は、いろいろなミュージシャンのサポートをしているものの、自分のアルバムは確か1枚だけ。
「なかなかだわな」

 いったん終わったと思ったら、聴衆もおさまらず、また始まっていく。
 初めて接したとき、「あっ」と。

 要は、互いを祝福していく感じ。
 すっかり忘れていた感覚だ。
 音楽の力か。
 しびれた^^。

 この後、演奏者・スタッフはもとより、聴衆もまた、みな、美味しい酒を呑んだんだろうなあ。
 音楽の火照りと巧くつき合うために。
 仮に二日酔いの朝を迎えたのだとしても、「美酒は美酒」を促す音楽。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
「在宅の病院化」との指摘。
 事実なのだろう。
 要は、生死もまた、お金にすり替えられてしまうのだ。

 自宅が病院となれば、いわゆる地獄か。
 自宅でしか醸し出せない暮らしを孕まないベクトルなど、ごめんである。
 佳き日々を。