富士山は美しい。
清楚、壮大、あるいは親しみやすいといったイメージもあるようだ。
が、実際は、荒々しく野性的で、怖くもあるのだったが。
花鳥風月の領域だけではないのである。
何故か自然と合掌をした朝。
www.youtube.com▲ラジオでかかった。
「何だか、懐かしいな」
【老体/今日も少しだけ】
プールでのこと。
「えっ?」と。
鏡に映った自分を見て、たまげたのである。
何という老体。
筋肉がない、哀れな身体。
腹は、それほど出ていない。
賃労働でよく、動いてきたからか。
とはいえ、皺が目立つ。
顔を見れば、シミが増えている。
「いやはや」
正真正銘の老いた身体が、鏡に映っていたのである。
普段は、よく見ないでいたのだが、そのときはたまたま、久しぶりに見てしまったのだった。
みっともない。
が、こうした身体とともに、暮らしていくしかないのだった。
頭髪は真っ白である。
髪の毛のコシもなくなって来た。
醜悪だろうが、何だろうが、仕方ない。
どうしようもないのだった。
鏡を見れば、見知らぬ奴が、こちらを見ていた。
そうしたあたりか。
なじんでいくしかないのだったが。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「あらま」】
夜。
職場の新年会へ。
参加費は無料だった。
よって、よく食べ、呑んだ?
「意地汚いか」
というより、目の前に美味しいものが並べばね。
佳き日々を。